腰痛は全快しました。
15°は猫背のせいです。
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もちろん無料。
管理人さんはとっても丁寧な方なので安心して閲覧してください。
それでは本日の講義。
【適語を選べ】
I don’t know the reason (why, which) he obscured.
解答3行下
【答which】
えーと、今日は何から話しましょうか。
メイルでリクエストが来たんですが、
「the reason why~とthe reason which~の違いがわかりません」ということでした。
簡単じゃん。
何が違うって、whyは「なぜ」ですよね?
whichは「それ」です。
違いはそれだけ。
私は直訳主義です。
言語は意味を伝える道具なんだから、意味以外に正解の根拠はない、が基本。
文法屋さんたちは専門用語で分類するのが大好きだけど、
私はそれがみんなの混乱のもとだと思っています。
「せんせー、関係代名詞と関係副詞の違いじゃないんですか?」
君たち分類するの好きだねぇ。
「良江ちゃんはA型だからきっちりタイプなんだよね、良江ちゃんとは逆に山田君はO型だから八方美人?うふっ」
私は父がOで母がAのAOです。
きっちりだけど八方美人タイプ。
矛盾してるじゃねーか。笑。勝手に分類しないでくれー。
そんなことより一人一人の個性を見てあげてください。
whyは「なぜ」。以上。
whichは何か聞いている文では「どちら?」後ろから名詞にくっつく文、つまり関係詞と呼ばれるwhichでは「それ」。以上。
後半の「それ」っていう意味のときはいわゆる関係代名詞なんだけど、んなことはどうでもいいです。
少しトレーニングしましょう。
書いてある順番通りに直訳してください。
This is the reason why he noticed it.
「これは理由だ。なぜ彼が気付いたのかそれに」
問題なしです。次。
This is the reason why he noticed.
「これは理由だ。なぜ彼が気づいたのか」
え。何に?何に気付いたの?
後半に不足感がありますよね。
だから言葉が足りないって理由で×
次。
This is the reason which he noticed.
「これは理由だ。それに彼は気づいた」
問題なし。次。
This is the reason which he noticed it.
「これは理由だ。それにかれは気付いたそれに」
かなり問題があります。
というか、どもってます。
後半の「それ=it」は邪魔です。
だから×
itの名詞をなくせば正解です。
これを文法屋さんたちは次のように説明します。
「whichは関係代名詞で、ここから後ろの文に名詞が欠けている不完全文がくる」
「This is the reason which he noticed itではwhichの後ろにSVOの完全文が来ていて名詞が欠けていないからwhichは使えない」
まぁ、そうなのかも知れないけど、分類するなよなぁ。
訳せばわかるじゃん。
訳したら最後の「それ」が邪魔だってわかるじゃん。
本文では
I don’t know the reason why he obscured.
「私は理由を知らない。なぜ彼がごまかしているのか」
何を?何をごまかしてるの?不足感で×
I don’t know the reason which he obscured.
「私は理由を知らない。それを彼がごまかした。」
それぞれの文に不足感はありません。よって○
直訳しましょう。
そうすれば勝手に答えは出ます。
わかった?
明日はこの知識をリーディングに役立てます。
☆本日のポイント☆
・why「なぜ」
・which何かを聞く文では「どちら」前の名詞にくっついてる文では「それ」
・who(m)は「その人」where「どこ」when「いつ」how「どのように」
・直訳すれば自然に答えはでる。
〈文法屋の主張〉
・関係代名詞(which, who(m), that)の後ろは名詞の欠けている不完全文
・関係副詞(where, why, when, how)の後ろは完全文