2006年03月29日

081:仮定法と比較級

[意味を取りましょう]
The task could not be entrusted to a more competent hand.
解答3行下




■試訳
この仕事を任せるのにこれ以上うってつけの人はいないぐらいだ。

■Hop

○おはようございます。

先日予備校にスーパードライのカップがありました。

そこにしこたまコーヒーを注ぎ教室に。

授業が始まって暫くするとなぜか最前列の女の子が笑っている。

カップをよく見ると「スーパーエロイ」と書いてありました。

合掌。

○本日のsentenceは日本人からすると不思議なものです。

notとcompetentで「有能ではない」と書いてある。

しかし実際は「最高に有能だ」の意味となります。

同じ言い回しで、もっと単純な文だと

★It couldn’t be better.

「最高でーす」

「notとbetterだと「よくない」つまり「悪い」じゃないのか?」と思ってしまいそうですね。

○誤解の根源はbetterを「よい」の意味だと思っているところです。

betterはgoodとは別の単語ですよね。

spellingが違うのに同じ意味なわけがありません。

goodは「よい」ですけど

betterは「〜よりよい」です。

ですから先ほどのsentenceの

★It couldn’t be better.

は「〜よりよいってありえない」という意味です。

「〜」の部分は前文の文脈に書いてあることを指します。

だから、前を指す代名詞「これ」とかを補って考えてやるとわかりやすい。

「これよりよいのはありえない」

つまり「最高でぇす」の意味になります。

まとめます。

*couldn’t + Aの比較級
=Aの最上級と同じ意味

わからない場合は「than this」を補って考える

○本日の問題に「これより」を補ってみます。

★The task could not be entrusted to a more competent hand.

「この仕事は、これより有能な人に任せることはありえないほどだ」

⇒「この仕事に、これ以上うってつけの人はいないほどだ」

「この仕事に一番ふさわしい、有能な人」という意味ですね。

最上級の意味になっています。

■Step

○話は変わりますが、といっても実は変わりませんが、何でcouldn’tなんでしょうか。

たとえば次の文で

★Masa and Christel couldn’t be happier.

「マサとクリステルはこれ以上幸せはありえないほどだ」

couldを現在時制で解釈しています。

皆さんは次のことをご存知ですか?

*現在時制で使う過去の助動詞

⇒ありえなそうなこと、嘘っぽい内容を表す

いわゆる仮定法ってやつですね。

★I will do it at once.

これだと「今すぐやるぞっ」って感じ。

本気です。

★I would do it at once

「今すぐやれたらやるけどね」と半ばあきらめ感が。

「無理だけどね」の雰囲気。

先ほどのsentence

★Masa and Christel couldn’t be happier.

これを現在時制だからといって

★Masa and Christel cannot be happier.

といってしまうと結構失礼な意味になります。

だって本気で「これ以上は幸せにはなれないよ」といってることになりますからね。

couldを使うと「これ以上幸せはないほどだ(実際はまだまだ幸せはあるだろうけど)」の雰囲気。

こっちのほうがいいですね。

なんで過去形のcouldが使われているかわかったでしょうか。

☆本日のポイント☆
*entrust A to B「AをBに任せる」

*competent「有能な」

*hand「手」の意味から「(作業をする)人」

*couldn’t + Aの比較級
=Aの最上級と同じ意味
「than this」を補って考える

*現在時制で使う過去の助動詞
⇒ありえなそうなこと、嘘っぽい内容を表す


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posted by マサ at 11:15| 比較 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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