2006年04月15日

083:go so far as to V

[意味を取りましょう]

She went so far as to condemn her husband in public.




■試訳

彼女は人前で夫を非難しさえした。

■Hop

○こんにちは。少し配信期間があいてしまいまして恐縮です。

何をやっていたかと言いますと、WEB上での授業を実験的に行なう準備をしていま

した。皆さんの目に耐えられるクオリティーになったら公開してみようかなと思っています。

○本日はどの参考書にでも書いてあるイデオムについてです。

★go so far as to V

「〜しさえする」

もともと知っていたなら結構なこと、知らなかったら覚えればよいだけです。

でも何でこの意味になるか考えたことはありますか?

○二つのポイントを解説していきます。

1.「比ゆ」が多義語を作る。

比ゆとは「ある表現で別の意味を表す」もの。

たとえば「go」は「いく」です。

でも

★My car has gone and so I can’t go to office by car.

「愛車がいっちゃったので、車で通勤できません。」

この文では二つgoがあります。

後ろのgoは普通の「行く」の意味。

一方前のgoは「壊れちゃった」の比ゆとして使っています。

だからといって「goは多義語で「壊れる」の意味があるんだぞ」というつもりはありません。

goの意味は「行く」だけです。

何度も言うようですが、goに限らずどの単語もひとつの単語にはひとつしか意味がありません。

しかし、日本語でも英語でも「いく」が比ゆで使われて、実質別の意味を表すことがたくさんあります。

だから、比ゆのせいでひとつの単語にいろんな意味があるように錯覚するだけなんです。

○次の文のgoはどうですか?

★Poor Tom has gone and we did nothing but cry every day.

「do nothing but V」は「〜してばかりいる」の意味です。

goの意味は「行く」しかないので、それで直訳してみます。

「かわいそうにトムは行ってしまったので、我々は泣いてばかりいた」

この文、トムが出発したとも取れますし、「トムは逝ってしまった」とも取れます。

つまり「トムは死んでしまった」の可能性もありますよね。

そうなるとgoがdieの比ゆとして使っているということです。

本日の問題もgoとfarが比ゆで使われています。

■Step

○次はso ~ asについての考えかたです。

2.so X as…「…ほどX」

soは「それほど」という指示語です。

たとえば

★〜is so big

とあれば「それほど大きい」という意味。

そこで当然の反応として、「どれほど大きいの?」と聞きたくなります。

その「どれほど?」がXの後ろでas…で書かれます・

★〜is so big as X

「Xほど大きい」という形です。

○それでは本日の問題。

★She went so far as to condemn her husband in public.

まずは「so X as…「…ほどX」」当てはめて直訳してみます。

「公衆の面前で夫を非難するほど遠くに行ってしまった。」

「遠くに行った」が意味不明ですよね。

ということはおそらく「比ゆ」になっているからわからないのです。

「遠くに行った」とはどういうことですか?

「なんか同級生の小林さん、テレビに出るなんて遠くにいちゃった感じよね〜」

ちなみに小林麻央は私の教え子です。

この「遠くにいっちゃった」は「すごいことをやっちゃった」ということ。

つまりgoとfarが比ゆで使われています。

go:行く→

far:距離が遠い→程度がすごい

もう一度。

★She went so far as to condemn her husband in public.

「公衆の面前で夫を非難するほど遠くに行ってしまった。」

→「公衆の面前で夫を非難するほどすごいことをしちゃった。」

これを意訳すると

go so far as to do

=「〜しさえする」

とも訳せなくもないです。

なぜこんな意味になるか、お分かりになりましたでしょうか。

★本日のポイント★

*go so far as to do

「〜しさえする」

*「比ゆ」が多義語を作る

* so X as…「…ほどX」



posted by マサ at 05:13| 必須熟語? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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