There is a Ford ( ) I cannot afford.
1. of which
2. to which
3. in which
4. which
■答:4.which
俺には買う余裕のないフォードがある。
■本日のポイント
・a Honda ホンダの車
・can afford to V〜する余裕がある
・can afford +名 (〜を持つ、買う)余裕がある
■■Hop
○おはようございます。
先日代講を頼んで旧友の結婚式に出てきました。
土曜日の学生さんたち休んでごめんなさい。
新郎も新婦も同じ音楽サークル仲間で、
式も2次会も音楽一色でした。
自分の生きる道を見つけている印象。
皆さんも大学生になったら「俺はこれだ」といえるものを
見つけられるといいですね。
○本日はaffordにまつわる誤解がテーマです。
この単語は一般的に次のように教えられます。
★can(not) afford to ~
「〜する余裕がある(ない)」
ただし、toが前置詞なのか不定詞なのか覚えていないと
使い物になりません。
もちろん
・前置詞の場合は後ろに名詞がくる
・不定詞の場合は後ろに動詞の原形がくる
ですよね。
★I cannot afford to take a vacation.
休暇をとる余裕はない.
上の例のように、後ろに動詞がくる。
つまり、toは不定詞です。
○他にもaffordは後ろの普通の名詞も来ます。
上の例文を
★I cannot afford a vacation.
と書いても同じ意味です。
■■Step
○次に、関係代名詞のおさらい。
★We went to the house.
the houseを代名詞にします。
★We went to it.
itを関係代名詞にしてみます。
★We went to which.
このto whichが前に移動して、
★to which we went
という形ができ、
★This is the house to which we went.
みたいな文ができます。
そこで質問、このtoは不定詞ですか?前置詞ですか?
…前置詞ですよね?
だって後ろに(関係代)名詞、つまり名詞がありますもんね。
■■Jump
○本日の問題はto whichを答えにしやすい。
★There is a Ford ( ) I cannot afford.
2. to which
「cannot afford toでしょ?しってる☆だからto whichじゃん」
この反応ではだめですね。
toは不定詞のはず、しかし選択肢のtoは前置詞です。
なので2. to whichは×
答えは前置詞の付いていない4. which。
★I cannot afford a Ford.が
I cannot afford itになって
I cannot afford whichに置き換えられwhichが前に出て
which I cannot affordになった形です。
affordときたらすぐにtoと思い込まないように。
○ちなみにFordは車のメーカーです。
a ~は数えられる、具体的な形のあるものを表します。
だから、a Ford はフォードの車のこと。
a Hondaならホンダの車、バイク、ロボットのこと。
a Matsushita なら松下の製品一般のことです。
affordとa Fordは発音が同じ、駄洒落ですね。
(裏)
俺も嫁ほしい…