2005年11月15日

025:make, let, have


■[適語を選びましょう]
He (made, let, had) us all laugh, though he didn’t mean to.


■答:had
「彼にそのつもりはなかったが、彼は我々みんなを笑わせた」

■Hop
○大学受験生の皆さんはもちろん、大学生、社会人の方も、

学校で「使役動詞」というのを教わった記憶がありませんか?

★「使役動詞」=make, let, have

これらの動詞のポイントは動詞の後ろに[主??述]の関係になる表現が来る。

たとえば、

I made her work all day.
「私は彼女を一日中働かせた」

この文なら[主??述]部分は
her work「彼女が働く」です。

○こうやって三つの動詞を一くくりに教えるせいか、

学生たちがmake,let,haveを全部「させる」の意味だと憶えていることに驚かされます。

それで、今日のような問題が出されると「せんせー助けて」となる。

・単語が違えば必ず意味が異なる。
・単語には意味は一つしかない

これ、いつも私が言っていることです。

◆make

makeの意味は「作る」しかありません。

A make B「AがBを作る」

ポイントは「Aが自分の意思でBを生み出す」という意味合い。

・I made a cup.

「私が自分の意思でコップを作り出した」ぐらいの意味。

今度はBの位置に[主??述]を入れてみます

・I made her work.

「私は自分の意思で彼女が働く状況を作り出した」

私が作り出しているのだから、彼女に強制をしているイメージ。

◆let

letの意味は「許す」のみ。

・I let them. 

「私は彼らを許した」

なにするのを許したの?って感じがしますよね。

・I let them go out.

「私は彼らが外に行きたがっているのを許した」

彼らの意思を尊重して許可を出したイメージです。

■Step
さて、本題のhave。

◆have

haveの意味は「持っている」のみ。

いいですか、「持つ」じゃないですよ。

「持っている」ですよ。

「意思の伴う動作」ではなく「今持っているという状態」ですよ。

・I had a cup.

「私はコップを持っていた」

自分の意思で持った、のではなく、その時点で持っていたという結果論です。

以前に誰かからコップをもらったのかもしれないし、買ってきたのかもしれない。

何にせよ、その後しばらくして「持っている」という結果を持っているわけです。

・I had her work.

「私は彼女が働くという結果を持っていた」

彼女が働きたかったのか、働きたくなかったのか、それはわからないが、

結果として、彼女が働く状態をもっていた。
結果論ですから、「たまたまそうなっちゃった」の雰囲気が強いです。

○まとめます。

He made us all laugh.
無理やり笑わせた

He let us all laugh.
笑っていいよと許した

He had us all laugh
気づいたら笑われていた

have「たまたまそうなっちゃった」のニュアンスをわかっていない人が多いです。

本文では後ろに

though he didn’t mean to.

・mean to~「??するつもり」

「そうするつもりはなかったけど」とありますから、

「たまたま笑われちゃった」です。

答はhave

わかりましたでしょうか。

■Essence
・「使役動詞」と呼ばれるmake, let, haveもそれぞれ意味が異なる
make 強制的
let許可
haveたまたまの経験
posted by マサ at 08:57| 動詞周辺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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