2008年06月16日

122:free fromとfree of


■[空所に適語を入れましょう]

No war is free [ ] cost to the participants.
参戦国にとって損失のない戦争はない

a)to

b)from

c)in

d)of

解答5行下





■答:d)of

■本日のポイント

★free of ~「〜が無い」とfree fromも「〜が無い」の違い

■■Hop

○おはようございます。

最近私の中でネットショッピングがはやっています。

元来ぐうたらな私は、休日にわざわざ外出してまで買い物に出かけるなどというのは

「単なるエネルギーの浪費」

と自分に言い聞かせていたのですが、世の中便利になったもんですね。

家に引きこもっていても欲しいものが玄関先まで届けられる始末。

私のような貧乏暇なしの人間にさえも散財させる仕組みが出来上がっています。

早速自分のサイズを測った後、ズボンとポロシャツをヤフーで注文。

しかし商品が届いたあと試着するとシルエットが微妙に気に入らない。

返品の送料があわせて1400円。

これって佐川急便だけが得するシステムなんじゃ。。

○今日はfree fromとfree ofの違いの話です。

どちらも「〜がない」と辞書には書いてあります。

★Kawasaki is free from air pollution.

川崎市は大気汚染がない

★The exhibition is free of charge.

この展覧会は入場料がない

両者の違いが結構混同されて使われていることもあるのですが、

それぞれの雰囲気を伝えてみたいと思います。

■■Step

○まずfree from。先ほどの例文

★Kawasaki is free from air pollution.

川崎市は大気汚染がない

ここでは、fromの後ろには「大気汚染」というネガティブなイメージのものが置かれます。

そもそもfree fromの直訳は「〜から解放されている」です。

私たちを苦しめるものからの「解放」、つまりそれが「ない」ということのようです。

○次にfree of。

★The exhibition is free of charge.

この展覧会は入場料がない

ここではcharge「料金」がない、ということですが、これも私たちを苦しめるものです。

でもofのときは後ろには「当然あるべきもの」が置かれることが多い。

先ほどの例文の文脈でchargeは「展覧会の入場料」で、ふつうは当然払えといわれるもの。

それが無いときにfree ofが使われる傾向があるようです。

一方で、air pollutionは当然どこの町にもあるものではないですよね。

その場合はfree fromを使う。

■■Jump

○まとめます。

★free from[of]+苦しめるもの

★ofの後ろは「当然あるべき苦しめるもの」

わかりましたでしょうか。

○本日の問題

No war is free [ ] cost to the participants.

参戦国にとって損失のない戦争はない

ここでのcostは「戦争に伴う損失」のことです。

コストのかからない戦争なんて無いですよね。

つまり「当然あるべき苦しめるもの」です。

したがって解答はd)ofです。

fromにしないように気をつけてください。

(裏)

先ほどサンバイザーを注文。さぁ返品するぞ。



posted by マサ at 02:47| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月20日

119:have〜on one’s mind

■[適語を入れましょう]

I have troubles ( ) my mind.

気がかりなことがある

1. to

2, with

3. in

4. on

解答3行下




■答4. on


■本日のポイント

・have A on one’s mind

「Aが気にかかる」

・have A in mind

「Aを心に思う」

・keep/bear A in mind

「Aを心に留める」

■■Hop

○おはようございます。

先日ドアで手を挟みました。

「いでっ」

右手の中指がばっちり裂けてます。

覗き込むと見えているものが





お肉少々。

これはまずい。

夜中の1時ぐらいでしたが、病院に行くかひとしきり悩みました。

なぜなら小学校1年生のときに左手の中指をウサギに噛まれ、

血だらけでいった病院で看護婦さんに

「どうしたの」

「ウサギに噛まれたの」

「ぷ」

と笑われた経験があるからです。

いやな予感がするなと思いながら仕方なく急患で近所の病院へ。

「縫っときましたから明日朝もう一度きてください」

「朝から仕事があるんですけど」

「休みなさい」

「チョークってもてますかね」

「左手で持てば?」

この医者。。。

眠いんだなこいつ。。。

翌朝の授業は生ゴミ用ビニール袋を手に巻きつけて板書してやりました。

見たかプロ根性。

○本日の問題は前置詞inとonの違いがポイントです。

「あることを心に思う」という英語表現は

「心の中にもつ」というところから次のように表します。

★have A in mind

「Aを心に思う」

たとえば

★venture to speak what he has in mind

「考えていることを思いきって口に出す」

のように使う。

venture to Vは「思い切って〜する」です。

「考えていること」は「心の「中に」持っていること」ですから、

have A in mindというinを使う。

○「心に思う」というよりも「心に留めておく」という表現にする場合、

haveよりも「留める」という「継続」の雰囲気を持つ動詞bearやkeepを使います。

★Just keep his remark in mind.

「ちょっと彼の発言を心の留めておきなさい」

このときも「心の「中に」留める」なのでinを使いますよね。

★keep/bear A in mind

「Aを心に留める」

■■Step

○それではinをonに変えるとどうなるでしょうか。

onは「接触」を表します。

A on Bは「AがBにくっついている」という概念ですね。

たとえば、

★waste thread on my sweater

「セーターにくっついた糸くず」

これを意訳すると

「セーターに引っかかった糸くず」

すると

★A on B

「AがBにひっかかっている」

ということができそうです。

この概念を生かして次の文を直訳してみてください。

★I have something on my mind

どうですか?

「私はあることが心に「引っかかっている」」ですね。

これって日本語と同じ発想ですよね。

「なんかあの医者の態度が引っかかるんだよな〜」

みたいに我々が普段から使うあの表現、実は英語でもまったく同じ言い方をします。

「引っかかる」は「くっつく」だからon

これを理解すればこっちのものです。

■■Jump

○本日の問題

★I have troubles ( ) my mind.

気がかりなことがある

皆さんはもうお分かりですよね。

「気がかり」は「心に引っかかっている」こと。

解答は明らかにonです。

(裏)

ピップを貼ったところがかゆくなってきました
posted by マサ at 07:27| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月08日

104:afford

[適語を選びましょう]

There is a Ford ( ) I cannot afford.

1. of which
2. to which
3. in which
4. which




■答:4.which

俺には買う余裕のないフォードがある。

■本日のポイント

・a Honda ホンダの車

・can afford to V〜する余裕がある

・can afford +名 (〜を持つ、買う)余裕がある


■■Hop

○おはようございます。

先日代講を頼んで旧友の結婚式に出てきました。

土曜日の学生さんたち休んでごめんなさい。

新郎も新婦も同じ音楽サークル仲間で、

式も2次会も音楽一色でした。

自分の生きる道を見つけている印象。

皆さんも大学生になったら「俺はこれだ」といえるものを

見つけられるといいですね。

○本日はaffordにまつわる誤解がテーマです。

この単語は一般的に次のように教えられます。

★can(not) afford to ~

「〜する余裕がある(ない)」

ただし、toが前置詞なのか不定詞なのか覚えていないと

使い物になりません。

もちろん

・前置詞の場合は後ろに名詞がくる

・不定詞の場合は後ろに動詞の原形がくる

ですよね。

★I cannot afford to take a vacation.

休暇をとる余裕はない.

上の例のように、後ろに動詞がくる。

つまり、toは不定詞です。

○他にもaffordは後ろの普通の名詞も来ます。

上の例文を

★I cannot afford a vacation.

と書いても同じ意味です。

■■Step

○次に、関係代名詞のおさらい。

★We went to the house.

the houseを代名詞にします。

★We went to it.

itを関係代名詞にしてみます。

★We went to which.

このto whichが前に移動して、

★to which we went 

という形ができ、

★This is the house to which we went.

みたいな文ができます。

そこで質問、このtoは不定詞ですか?前置詞ですか?

…前置詞ですよね?

だって後ろに(関係代)名詞、つまり名詞がありますもんね。

■■Jump

○本日の問題はto whichを答えにしやすい。

★There is a Ford ( ) I cannot afford.

2. to which

「cannot afford toでしょ?しってる☆だからto whichじゃん」

この反応ではだめですね。

toは不定詞のはず、しかし選択肢のtoは前置詞です。

なので2. to whichは×

答えは前置詞の付いていない4. which。

★I cannot afford a Ford.が

I cannot afford itになって

I cannot afford whichに置き換えられwhichが前に出て

which I cannot affordになった形です。

affordときたらすぐにtoと思い込まないように。

○ちなみにFordは車のメーカーです。

a ~は数えられる、具体的な形のあるものを表します。

だから、a Ford はフォードの車のこと。

a Hondaならホンダの車、バイク、ロボットのこと。

a Matsushita なら松下の製品一般のことです。

affordとa Fordは発音が同じ、駄洒落ですね。

(裏)

俺も嫁ほしい…
posted by マサ at 07:35| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

101:Againstとon,about

[誤りがあらば正せ]

これに対して意見はありませんか

Does anybody have an opinion against this?

解答3行下




■答

against → on/about



■■Hop

○本日は生徒が実際に書いた作文からの出題です。

★Does anybody have an opinion against this?

「これに対して意見はありませんか」

「againstはaboutかonでしょ」

「えー、againstは「対して」でいいんじゃないんですか??」

この生徒はどうやら「対」という漢字がagainstに値すると思っているらしいです。

そういうときもあれば、そうじゃないときもある。

それぞれのコアの意味を理解してください。

○againstは「対」ならなんでもOkではなく、「反対・対立」が基本です。

★Are you for or against the plan?

「この計画に賛成ですか、反対ですか」

forは「賛成」、againstは「反対」を表しています。

○他にも、「壁にもたれる」を

★lean on the wall

ということがありますが、これは

★lean against the wall

といってもよい。

壁から体重を支える反対の力が作用しているイメージです。

■■Step

○次はon・aboutについて簡単に。

★an opinion about what he said

「彼が言った事についての意見」

about=「〜について」は大丈夫だと思いますが、

このwhat he saidの部分をacid rain「酸性雨」などにすると

★an opinion on acid rain

「酸性雨についての意見」

aboutよりもonのほうがしっくりきます。

どうやら「「専門性の高い内容、学術的な内容」について」のときはaboutよりもonが好まれるようです。

★He didn’t take a note on the lecture.

「彼は講義についてのノートをとらなかった」

この例も、後ろに学問っぽいのが来ていますね。

■■Jump

○本日の問題の和文

「これに対して意見はありませんか」

の「〜に対して」は別に「反対して」の意味ではありませんよね。

ですから、againstは使う必要はありません。もし

★Does anybody have an opinion against this?

のままだと

「これに反対の意見を持つ人はいますか?」

という意味で、和文と異なってしまいます。

「対して」=「〜について」なので

★Does anybody have an opinion on/about this?

againstをonかaboutに変えましょう。

☆本日のポイント☆

・against「~に反対して」

・on/about「〜について」

■編集後記

先週月曜にヨドバシアキバにPCを買いに行きました。

腰にウエストポーチを2つつけた、見るからに秋葉系の店員に、

私の求めるスペックを伝えると、

「いいですねぇ、ウフッ、それなら既製品ではカバーできませんね」

「というと?」

「そう、自分で作りましょう!ウフッ」

「でも難しくないですか?」

「説明書ありますし、1日あればできますよー楽しいですよーウフッウフッ」

9日経ってまだ完成してません。

しかも楽しくありません

しかもしかも説明書は中国語…。

オタクのあんたと一般人の俺を一緒にしないで…。


posted by マサ at 05:30| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月13日

062:in the east [inとfrom]

[誤りがあらば正せ]

「太陽は東から出て西に沈む」

The sun rises from the east and sets to the west.


■答
・from → in
・to → in

■Hop

○おはようございます。

風邪がはやっていますね。

職場でも同僚が次々とダウン、日記で大活躍中のリサまでダウン、

皆さんもうがいをたくさんして万全の体制で学習を進めていってください。

○読者様からのメイルで「内容レベル高いですよね」といわれました。

私はドSなのでどうしてもいじめたくなります。

といいつつも、本日は基本中の基本問題にしてみました。

○厚めの参考書になら

★The sun rises in the east.
「太陽は東から昇る」

という例文が大体掲載されています。

「から」なのにfromを使わないでinを使う、というのがポイントらしいです。

でもそれぞれの前置詞の基本イメージさえつかんでおけばすぐ理解できるはずです。

まずはfromから。

from.GIF

fromは「一点から飛び出す運動」です。

★He turned away from her.
「彼は彼女から目をそらした」.

目線が彼女という一点から別のところへ移動した、ということですよね。

ということは、

★The sun rises from the east.

と書いてしまうと「東」という大きなものが「一点」ということになってしまいます。

おかしいですよね。

次にin。

in.GIF

前にお見せした絵ですね。

inは「ある範囲内にいる状態」です。

我々が東を向いたとすれば、視野の全体が東になるはず。

その中で

in the east.GIF

となっているのだから、from the eastではなく、in the eastですよね。

次にto。

to.GIF

これも前にお見せした絵です。

toは「一点にむかう運動」です。

fromの真逆ですね。

真逆だからこそfrom A to B「AからBに」なんてセットフレーズがあったりするんですよね。

我々が東や西に向いて目を開けたら視野の範囲内はすべて東や西です。

視野の中に東や西の一点が入っているわけではありません。

太陽が昇ったり沈んだりするのは、その方角の「範囲内」での出来事。

だから本日の問題は

★The sun rises in the east and sets in the west.

が正しい文になります。

わかりましたでしょうか。

☆本日のポイント☆
*太陽が昇るのは、西、東、の範囲内で起こることだからin
*前置詞それぞれの基本イメージを把握すること。


posted by マサ at 09:19| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月27日

053:in/on/to the east of

[適語を入れましょう]
Japan is ( ) the east of China, and ( ) the east of Asia.

■答to/in
「日本は中国の東にありアジアの東部にある」

■Hop
本日は前置詞の基本問題です。

簡単ですから気楽に読んでいってください。

○inは「ある範囲の中にいる状態」。

in.GIF

たとえば次の

He sat ( ) the corner of the room.
「彼は部屋のすみっこにいた」だと何が入りますか?

答えはin。

「すみっこ=ある一点」と考えatにしがちですけど、部屋のすみっこは結局部屋のなかにいるからinなんです。

○次はonで「平面に接触している状態」。

on.GIF

決して「上」とは限りません。

平面にくっついてりゃonです。

a fly on the ceiling
「天井にいるハエ」

これは天井の下にいるんですけど、くっついているからon。

○次にtoで「〜に向かっている」

to.GIF

前提として「目的地にまだ到達していない、離れている」があります。

sit face to face
「向き合って座る」

だと顔は相手に向かっている、でもくっついているわけではないってことですよね。

■Step
それでは本文。最初の空欄から。

Japan is ( ) the east of China,
「日本は中国の東にあり」

日本は中国に面していません。だからonではない。

inだと日本が中国の一部で、パンダが歩いてそうなのでだめ。

「中国の東に向かっている、でも離れている」だからtoです。

to the east of China.GIF

するめを見つめる外人ではありません。

○後半
and ( ) the east of Asia.
「アジアの東部にある」

これはアジア全体の内部あるんだからinが入ります。

今日は簡単でしたが、出題はほとんどがtoで、「離れている」という感覚を問われます。

分かりましたでしょうか?

☆本日のポイント☆
in the east of 「…の東の内部にある」
on the east of「東に接している」
to the east of 「東のほうにある」

in中にある状態
on接している状態
to向かっているがまだ到達していない
posted by マサ at 19:46| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

029:fromとby

おはようございます。

本格的寒くなってきましたね。

大学受験の読者の皆さんは心にも

風が吹き込む季節かも。

「振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない」

受験生の頃好きだった寺山修司の言葉です。

前進あるのみです。

[適語を入れましょう]

「タバコの不始末によって火事が起こった」

The fire broke out ( ) his careless handling of cigarettes.


■答from

■Hop
○さて今日の問題はなかなか難しいと思います。

よく問題になるパターンの王道です。

つまり「日本語の直訳の英語を使うと間違うもの」。

正確なイメージを持たないまま、日本語で考えると間違う問題です。

この手の問題は、どうしても経験値が物を言う。

スライムを倒せるぐらいでは対処しきれないと思います。

「タバコの不始末によって」

と書いていたら、

「よって」=by

って考えちゃいますよね。

○では経験値を上げていきましょう。

Hitler accomplished his ends by force

「暴力によって目的を達成する」

ヒトラーは、自らの政治的野望を達成するのに暴力を選択しました。

それでは次。

I sold my old car by auction.

「古い車をオークションによって売った」

売り方はいろいろある。

近所の中古車屋でも、ディーラーでも、下取り形式でも。

その中で、私はオークションを選んで売り払った。

私もYahooのオークションで4月に車を売りました。

雨漏りすることを先方に伝え忘れたままです。

○まとめます。

By「??によって」

「自らの意思で選択している」のニュアンスの時に使う。

■Step

○次はfromの例です。

The cut on his face was from shaving.

「顔の切り傷はかみそりによってのものだった」

わざと「よって」と訳しました。

ここでby shavingと書くと大変です。

顔を傷つけるために自分の意思でかみそりを選んでいることになる。

ドMです。

Fromは「たまたま偶然のきっかけ、予期しない結果を引き出したきっかけ」をあらわします。

髭を剃ってたら予期せず顔を切ってしまったって感じの文です。

○I know from experience that this kind will fail in time.

「私はこの種のものはやがて失敗すると経験から知っている」

この文だと、「今までの経験からたまたま??とわかるようになっている」ということ。

○本問です

The fire broke out by his careless handling of cigarettes.

「意図的にタバコの不始末をすることによって家事が起きた」

放火魔です。

The fire broke out from his careless handling of cigarettes.

「予期せず、思わすタバコを不用意に扱ってしまうことで火事が起きた」

これが普通ですね。

わかりましたでしょうか。

☆本日のポイント☆
・from ??から[起因、きっかけ]
予期せぬ結果の時
・by??によって
自らの意思で選択
posted by マサ at 07:15| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月09日

021:with+抽象名詞=副詞?

*本日の「家庭教師バトル」はお休みです。
おはようございます。

マサ@新鮮です

クリーニングに出さず自力洗濯したセーターが乾きました。

当たり前ですけど。

妙にうれしくて自慢げに着ていたら、家庭教師先のリサに

「せんせーそのセーターラクダ色だね、巣鴨っぽい」と言い放たれました。

それでは今日の講義。

■【前置詞を入れよ】
They were all astonished at the rapidity ( ) which he learned to speak English.


■答:with

○with+抽象名詞って聞いたことないですか?

英語を教える仕事をしていると、一ヶ月に一度は見聞きします。

というか、自分に与えられている教材にそのまま書いてある。

曰く、「with + 抽象名詞=副詞」だそうで。

He solved the problem with ease.

= He solved the problem easily.

「彼はその問題を簡単に解いた」

でも直訳主義の私としてはなんでそれぞれ違う表現なのにイコールになるのかがわかりません。

○それではwithの意味は?

[with=have]です

「??を持って」です。

[A with B]は

「AがBを持っている」

ちょっとやってみます。

文:The girl has her own handbag.

句:…the girl with her own handbag…

上は「その女の子は自分のハンドバッグを持っている」

下は「自分のハンドバッグを持っているその女の子」

with=haveですよね。

○次

直訳してみてください。

zeal「熱意」です。ofも根性で「の」で訳してください

He spoke of the plan with zeal.

「彼は熱意を持ってその計画のことを話した」

別に意味わかりますよね?

with zeal=zealouslyなんて考える必要ないですよね?

というよりzealouslyって知ってました?

結論:「with+抽象名詞=副詞」なんてどうでもよい。

○考えかたは次のとおり。

「with+抽象名詞というセットがよくある」

これぐらいでいいです。

[=副詞]というのが余計なんです。

[反応パターン]

He solved the problem ( ) ease.

1後ろに名詞だけだから前は前置詞が入るだろう。

2easeは抽象名詞だからもしやwith?

3当てはめて直訳してみよう

4「容易さを持って問題を解いた」あ、意味通じる

5やっぱwithだ

○ただこのポイントに関して、ややこしい出題のされ方になることがあります。

意地悪なのが関係代名詞や代名詞が絡むときです。

関係代名詞も代名詞ですから、おんなじことなんですけど。

たとえばですよ、

[…( ) ease…]とかいてたら

「withかな?」って思えるけど

[…( ) it…]とか[…( ) which…]って書いてあったらよくわからないですよね。

でも、このitとかwhichが前の抽象名詞easeを指しているとなれば、

[…( ) it…]とか[…( ) which…] =[…( ) ease…]

になりますからやっぱりwithが入ることになります。

大学受験ではwhichがらみでよく出されます。

○今日の設問
They were all astonished at the rapidity ( ) which he learned to speak English.

このwhichは前のrapidity「すばやさ」という抽象名詞を指しています。

だから「withかな」と思ってください。

その後直訳して意味が通れば正解です。

前から直訳していきます。

They were all astonished at the rapidity

「彼らは皆驚かされた、そのすばやさに」

with which he learned to speak English

「すばやさを持って彼は英語を話すことを学んだ」

別に意味わかりますよね?

だからwith。

わかりました?

☆本日のポイント☆
・with + 抽象名詞というセットがよくある
・with+抽象名詞は決して副詞とイコールではない。
・with=have
・抽象名詞+( ) which SVXXの形に注意
posted by マサ at 07:54| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

創刊号:about

【適切な語句を入れよ】
早稲田大学
「彼らが離婚しそうというわさが広がった」
=The rumor got ( ) that they will divorce.
1. ahead
2. through
3. forward
4. about
制限時間1分


【答え4. about】
[about=ぐるぐる]
get aboutは確かに「(うわさなどが)広まる」の意味。

しかしほかの知識に広がるように理解を心がけてほしい。

そこで、aboutの意味の核は?

「〜について」とか「関して」と思った人は英語をわかってない。

この単語は本来aroundと同じ。似てるでしょ?

だから「ぐるぐる」とか「そこらへん」ってイメージのある単語。

「関して」「〜について」の意味も「とあるものの周りをぐるぐる回って、関わりをもつ」のイメージから出てきている。

こういう理解あれば

walk about with her 「彼女とあるきまわる」
walk about「歩き回る」

と暗記しなくても「歩く+ぐるぐる」だから自然とわかるだろう。

本日の問題は

The rumor got about ← that they will divorce.

「噂がぐるぐる(そこらへんじゅう)の状態をゲットしたよ←彼らが離婚するっていう」という意味。

おわかり?

【参考】
・ stand about the door 戸口あたりに立つ
・ wander about ほっつき歩く.
・ scatter toys about おもちゃをあちこちに散らかす
posted by マサ at 15:17| 前置詞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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