2005年11月10日

022:Claim#2[so SVとso VS]

おはようございます。

今週は携帯メルマガにお友達のサイトのPRを載せています。

英語偏差値アップ!東大合格者の手口(無料メルマガ)


管理人の羽林さん、このかた切れ者です。

最初は東大希望者だけのサイトかぁなんて思ったのですが、

コンテンツをみると、短期でしっかり結果をだす思考法などが満載で、

とても参考になる。

皆さんもせひご覧になってください。

■適語を選べ
You said she was kind and so (are you, is she, she is, you are).

■答:she is

■Hop
○おはようございます。

本日はClaim!の二回目です。

とりあえずよく教わる知識から。

・so SV
「そのとおりだね」

・so VS 
「…もまたそうだ」


○簡単な例をあげます。

You said it was raining outside, and so it is.

「君は外が雨だっていってたけど、ほんとそうだね」

Her bag is ocherous, and so is my sweater.

「彼女のバッグは黄土色だが、俺のセーターもまたそうだ」

ラクダ色カップルです。

巣鴨テイスト。

○受験ならここまで知ってると偏差値50といったところ。

んで、自信満々に本問にのぞむ。

You said she was kind and so (are you, is she, she is, you are).

受験生@試験中

「あ、はいはい、いつものアレね、余裕♪」

「最初の二つがso VSでしょ、「君は彼女が親切といったが、君もまたそうだよ」あっ。」

「so are youがいきなり正解?」

「「君は彼女が親切といったが、彼女もまたそうだ」だと変だしso is sheは違うな」

「いやいや、残り二つある、次の二つはso SV。」

「「君は彼女が親切だといったが彼女はそのとおりだね」」

「あれ?so she isもイケてる?!」

「最後は「君は彼女が親切だといったが、君はそのとおりだね」コリャ変だな」

「so are youとso she is, うーん、隣の人のを見てみよう」

■Step
○自分をカンニンガーにしないために次のことを憶えておいてください。

・So S VのSは旧情報
・So V SのSは新情報

○先日Claim!の#1でお伝えしたことを思い出してください。

「強調したい語句は後ろに置く」

でしたよね?

話題の中に新たに飛び出した情報はできるだけスポットライトを当ててあげたい。

だから後ろに置かれる率が高くなる。

So V Sの倒置は、Sが新情報だから起こるんです。

例1

Bill can speak French, and so can his brother.

「ビルはフランス語が話せるが, ビルの弟も話せる」

his brotherは新情報だから倒置されてます。

例2

A君“You look very tired."
B君“So I am."

「ずいぶん疲れているようだね」
「まったく疲れたよ」

A君にとってのyouは、B君にとってのIです。

同一人物を指している。

どちらもB君のことです。

つまり旧情報。

なので後ろにおかず、普通の語順でso SV。

○先ほどの受験生@試験中くんの悩みはこれで解決されます。

彼は意味を取って二つの選択肢で悩んでました。

You said she was kind and so are you

You said she was kind and so she is.

どちらもいい感じの意味になりますが、

andより前にyou, sheが発話されていますので、

どちらも旧情報となります。

ということは倒置はありえない。

答はso she isです。

わかりました?

☆本日のポイント☆
・so SV
「そのとおりだね」
・so VS 
「…もまたそうだ」
・So S VのSは旧情報
・So V SのSは新情報
posted by マサ at 09:08| claim! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

016:Claim #1

おはようございます。

マサ@よく考えようお金は大事だよです。

何とかHPが復旧いたしました。

おかげで昨日は徹夜。

電車に乗っていて寝過ごし終点まで行きました。

といっても隣の駅ですけど。

しかも折返し運転で戻れましたけど。

【語順を変えて( )を強調せよ】
「(マサ)はサーバーに金を払わなかった」
*日本語のままで




[サーバーに金を払わなかったのはマサだ]
■Hop
えー、本日の講義はですね、

つまり、私が伝えたいことはですね、んー

まぁ要するに言いたいことはですね、んー

んー、

んーんー、

んーんーんー、

んーんーんーんんっ

強調の概念です。

今皆さんは、「なんだよ、何が伝えたいんだよ」と思いませんでしたか?

「んー」連発の間に。

これ、強調してるんです。

気が狂ったわけではありません。

私は今わざと「私の言いたいことはですね」とか言って、

みんなの頭の中に「なに?なになに?」という期待感を持たせました。

んでさらに追い討ちで、んーんー言ってじらしました

みんなが「だから何なんだよ早く言えよっ」となった頃に

「強調の概念なんです」とやっと伝えました。

これこそが強調の概念。

強めたければ聞き手の気を引く。

気を引くためにはすぐに言ってはならない。

出し惜しみするんです。

つまり

・強調=わざと後ろに置く

これね、万国共通です。

日本語で考えます。

「マサはサーバーに金を払わなかった」

もう払いました。

「マサ」を強めてみます。

「サーバーに金を払わなかったのは、マサだ。」

もう払いました。

「金」を強めてみます。

「マサがサーバーに払わなかったのは、金だ」

払いました。

今度は適当に作り変えて「金を払わなかった」を強めてみます。

「マサがサーバーにやったことは、金を払わなかったことだ」

ごめんなさい。

といった風に、わざと後ろに置けば、

その部分に聞き手の気持ちが集中します。

今言った日本語を全部英語にしてみます。

基本「マサはサーバーに金を払わなかった」

Masa didn’t pay the charges to the server.

1,「サーバーに金を払わなかったのは、マサだ。」

The person who didn’t pay the charges to the server was Masa.

2,「マサがサーバーに払わなかったのは、金だ」

What Masa didn’t pay to the server was the charges.

3,「マサがサーバーにやったことは、金を払わなかったことだ」

What Masa didn’t do to the server was to pay the charges.

これらの強調文はすべて

[A is B]

の形になっています。

Bが強調したい部分。

たとえばS V X1 X2という文でX1を強調したければ基本的に

[SVX2 is X1]

となります。

もちろん多少の文法的な作り変えは必要ですが。

こういう、基本の文をBe動詞で真っ二つにした文のことを

文法屋さんたちは「分裂文」と言ったりしますが大切なことは

基本の語順を逸脱して、[A is B]の形になっていればBが強調されている、

強調されている語句はBe動詞の後ろにあるってことです。

皆さんは強調といえば、いわゆる強調構文の

It is X that …

を思い浮かべませんか?

強調したい語句をXに挟んでやる、そして「・・・なのはXだ」と後半から訳せというあれ。

基本文Masa didn’t pay the charges to the server.

→ It was Masa that didn’t pay the charges to the server.

これだってBe動詞の後ろに強調したい語句が来てますよね?

基本文では先頭にあったMasaがit was masaという風に後ろに押し下げられてますよね?

強調文の条件を満たしています。

このit wasは別に意味なんてありません。

「何時?」に対して

It is eight.って言うときのあれ。

あえて言うなら「あのな、」ぐらいの意味です。

「あのな、八時やねん」って感じ。てことは

It was masa that didn’t pay the charges to the server.

の直訳は「あのな、マサやねん、料金をサーバーに払わなかったのは」です。

「あのな、」で聞き手の気を引いている。

強調文というのはit is X that …のことだけを言うのではありません。

わかった?

☆本日のポイント☆
・強調の文はit is X that ~だけではない。
・強調したい語句は後ろにわざと置いて聞き手の注意を引く
・そのときbe動詞を使って「分裂文」を作る
posted by マサ at 09:30| claim! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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